エスパー気分!静止した時間を操るインタラクティブ・ムービーがフィリップス社より登場「Carousel」

2009.04.22 Wed

 

Philips “Carousel” dir: Adam Berg|agency: Tribal DDB, Amsterdam
テレビの枠の部分が画面の色に合わせて照明が変化する液晶テレビ「Aurea」やバーチャル・ブラインドの「Daylight」など、思いがけない光の製品を生み出してきたフィリップス社。このたび映画の再生に特化したテレビ「Cinema 21:9」が、オドロキのショートフィルム「Carousel」と共に登場!

「Carousel」はフィリップス社のシネマプロジェクトの中心となる2分19秒の作品(21:9だけに)。ムービーの舞台はピエロの覆面の強盗と警察官が撃ち合う犯罪現場。飛び交う銃弾も粉々になったガラスもすべて時が止まったように静止しており、その中をユーザーがインタラクティブに動けるムービーだ。まるで映画「フローズン・タイム(原題:cashback)」のような、静止した時間の中を漂う感覚を味わえる。本ムービーには監督やVFX担当が語るビハインド・ザ・シーンも用意されており、飽きずに楽しむことができる。監督はStink DigitalのAdam Berg(アダム・バーグ)。バーグが「フローズン・モメント」と呼ぶこの作品では、登場人物は自力で静止しており、宙に浮く小道具はワイヤーで吊るす中をドリーで撮影。銃弾などをCG合成している。撮影はプラハで行われた。より高画質なディレクターズ・カット版はこちら

■世界初、シネスコサイズがフル表示できるテレビ「Cinema 21:9」
このテレビ「Cinema 21:9」は、映画再生に特化したマニアックな製品。世界で初めて、縦横比が2.35:1のシネマスコープ(シネスコ)サイズのムービーをフル画面表示することができるテレビとなる。枠の部分にも「Aurea」の技術を使い、テレビの存在を感じることなく映画を楽しむことができる。代表的な画面アスペクト比にはスタンダード・サイズ(1.37:1)、さらに横長のパラマウント・ピクチャーズ社が開発したビスタ・サイズ(1:1.66もしくは1:1.85)、この中間のハイビジョン・サイズ(16:9)などがあり、シネスコサイズはさらに横長のもの。作品の良し悪しすら左右してしまうチカラもあるだけに、映画ファンなら動画再生環境にはこだわりたいところ。スタンダード・サイズにこだわり通した頑固な映画監督(J・L・ゴダール)はどう思うのか、聞いてみたい。

http://www.cinema.philips.com/

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