異業種転職

どんな理由が多い?異業種転職の理由まとめ

異業種転職したみんなの理由

「異業種転職をしたらどうなるのだろう」「異業種転職をしてみたい」「今後の人生に不安を感じる」と考える人は少なくありません。今の職業に不満を感じ、やりがいを見失っているならなおさらです。異業種転職をした人は、当時どのように考えていたのでしょうか。

本記事では、「異業種転職したみんなの理由」を紹介します。実際の例を元に、自身の転職活動の参考にしてください。

異業種転職をしたAさん

Aさんは、美容師から介護士に転職しました。専門学校へ進んだ当初は、美容師のかっこよさに憧れたそうですが実際に手取り12万円を手にしたときに、今後の不安を感じたそうです。

美容師として勤め上げるつもりで就職したそうですが、給与額の少なさに愕然としました。

Aさんが働いていたのは、大衆美容室でした。低価格で多くのお客さんの髪の毛を綺麗にします。お客さんにとって、ワンカット1000円は有り難いものです。

しかし労働時間が長くなり、疲れた体で給与額を時給計算してみて、時給600円程度になることもあったそう。現実的に収入をあげたいと感じ、転職したそうです。

実際に転職した人の本音の転職理由

上記のように給与の低さが転職を決意した理由でしたが、Aさんの心のなかでは給与面だけが不満だったのではないようです。肉体的な疲労も理由の1つと述べています。

大衆美容室では、営業時間内にお客様の出入りが激しい職場です。場合によっては昼食すら取れないほど、時間に追われた生活をしていたそうです。

お客様ファーストを意識するあまり、ずっと立ちっぱなしで足腰に負担がかかっていたと言います。自然と腰の痛みを感じていたそうで、休日は病院にも通っていたようです。

プライベートの時間を作るのが難しく、もっと自分の時間を作りたいと考えたのも理由だったようです。

転職の結果

介護職に転職した結果、美容師と比較すると時間的なゆとりが生まれたそうです。年配の方のサポートをするのは大変ですが、給与額は若干アップし、手取り額15万円になったそうです。

転職によって給与アップも実現し、自分の時間を確保できた喜びを噛み締めているそうです。

異業種転職をしたBさん

Bさんは、冷凍食品を作る工場勤務からスーパーの店員になりました。当時、給与額は満足していたそうですが、長時間の立ち仕事で疲労が蓄積。

45歳という年齢から、帰宅するまでに何度も倒れそうになり、今後の体力を考え不安になったそうです。

Bさんは独身の一人暮らしだったこともあり、疲れ切った体で食事を作るのも難しかったと言います。健康面に不調が出始めたことをきっかけに、転職を志しました。

体力面を理由に退職したBさんですが、勤続20年の会社を辞めるのは、不安もあったと述べています。

実際に転職した人の本音の転職理由

Bさんの本音は婚活にありました。20代のころから仕事一筋で努力しており、給与を上げることに成功していました。しかし気がつけば45歳。一人暮らしの寂しさを感じつつ、婚期を逃した自分に不安を感じたと言います。

一人で食事を食べるだけでも寂しさが増し、一緒に暮らせるパートナーを求める気持ちもあったと述べています。頭の片隅に婚活を意識していたこともあり、女性が多そうなスーパーの店員になろうと考えたとも言っています。

転職の結果

正社員としてスーパーの店員になったBさんは、給与額が減少したようです。「工場勤務のときは、貰いすぎた。」と笑うBさんですが、定時に仕事を終えられるようになって満足だと言います。

今は、仕事後にテニスサークルで仲間とおしゃべりするのが楽しいのだそうです。

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異業種転職をしたCさん

個別指導学習塾で教室長をしていたCさんは、コンサルタントを始めました。教室長時代は、生徒の夢や目標を叶えるために必死だったと言います。もともとCさんは「数値」を求めるのが好きだったようです。

学習塾では、本当は売上に特化して運営したかったそう。しかし、生徒や保護者の想いを叶えようと教育的な視点を考えざるを得なかったと言います。数値を追いかけることで、誰かの役に立ちたいと考えるようになりコンサルティングの世界へ転職したそうです。

実際に転職した人の本音の転職理由

上記の理由以外に、Cさんは労働する時間帯も気にしていました。学習塾の仕事は、夕方から深夜にかけて働く必要がありました。学生時代から朝型の生活を心がけていたCさんは、生活リズムが崩れて体調が整わなかったと述べています。

健康診断では問題がなかったものの、毎日頭がぼーっとして的確な判断ができていたのか不安だったとも言います。コンサルタントの業務は多忙であると理解していましたが、基本的に昼間に働けると感じ転職したそうです。

転職の結果

コンサルタントに転職した後の給与は3倍になったとのこと。学習塾での給与は300万円もなかったそうです。現在は数値を追いかけながら、課題解決に真剣に取り組んでいるようです。

しかしコンサルタントの仕事は数値を求めるばかりではなく、実際には従業員をマネジメントするなど人間関係が重視される仕事でした。


それでもCさんは「今は相手のためだけでなく、数値を追う私がみんなに支えられて楽しい」と喜びの声を述べています。学習塾で生徒を始め、人間を伸ばそうとしたことがコンサルタントの仕事で活躍できる根源になったと満足しているそうです。

転職を志す際、重要なのは「軸」です。「軸」とは、自身が何を重視するかです。上記の例でも「収入」だけに限らず「自分の時間」を優先した転職があります。

生活するために収入は必須ですが、人生を豊かにするには自身が納得する「軸」が必要です。

転職するための「志望理由」にも「軸」は必要です。あなたが求める「軸」を明確にし、以下のポイントを参考にしてみてください。

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志望動機におけるポイント

転職を志す際、重要なのは「軸」です。「軸」とは、自身が何を重視するかです。

上記の例でも「収入」だけに限らず「自分の時間」を優先した転職があります。生活するために収入は必須ですが、人生を豊かにするには自身が納得する「軸」が必要です。

転職するための「志望理由」にも「軸」は必要です。あなたが求める「軸」を明確にし、以下のポイントを参考にしてみてください。

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なぜこの会社に転職したいのかを明確に

転職先企業に「何を求めるか」を考えるのが自己分析です。この「何を求めるか」が、転職活動の「軸」と言われます。また「企業分析」を行えば、企業が求める人材が見えてきます。あなたが提示する条件と、企業が提示する条件がマッチする職場を探しましょう。

条件がマッチする企業を見つけられれば、転職したい理由も明確になります。転職活動では志望理由をもとめられるため、自身の「軸」を明確にして志望理由を作成しましょう。

企業側もあなたの条件に納得でき、満足できる転職ができるようになるでしょう。仮に企業側の条件を受け入れ、自身の「軸」を見失うと不満が残ります。

転職後にも不満を感じるようになるため、再び転職活動を始めるかもしれません。転職活動で何を「軸」にするかを明確にし、自身の志望理由を確かめましょう。

今までの経験をどう活かすか

今までの経験の活かし方を考えましょう。あなたが経験したものは、転職活動において武器です。長所と言い換えても良いでしょう。経験に勝る知識なしと言われるように、あなたの経験は転職先で活かされる能力です。

例えば営業職を経験した人は、

  • 営業力
  • トークスキル
  • プレゼン力

などが身についています。転職面接でアピールできる長所とするため、具体的に説明できるようにしましょう。「営業力」を主軸にアピールするなら、「転職先の商品を数多く販売できる」などです。

また、自身の能力に気づいていない人もいます。漠然と経験しただけで、考えていないだけかもしれません。「自己分析」は、改めて自分自身の能力を発見する時間です。自らの長所を確認し、転職先企業にアピールしましょう。

志望動機例

以下に志望動機の例を紹介します。自身の志望理由と比較し、参考にしてください。

【志望動機】

御社を志望したのは、御社が販売しているマッサージマシーンの開発に私の経験を活かしたいと感じたからです。

通常、マッサージマシーンは筋肉をほぐすために存在しています。しかし、御社の製品は、マッサージだけでなく、リラクゼーションの効果にまで力を入れています。

私は、前職で音楽教諭をしていましたが、人はリラックスした際に最も能力を発揮できると実感しています。

御社の製品に音楽の知識を取り入れ、よりリラクゼーション効果を発揮できる製品が作れるのではないかと感じ、御社を志望しました。

まとめ

転職活動には「軸」が必要です。「自身が求めるのは何か」「企業が求めるのは何か」を明確にし、双方の条件がマッチする企業を探します。自身が求めるものを妥協しても、企業が求めるものを妥協しても理想の職場ではありません。

後に後悔し、ふたたび転職活動をしなくても良いよう「自己分析」と「企業分析」を徹底的に行いましょう。時間をかけ、余裕あるスケジュールを組みましょう。時間をかければ、思考も深まり、より良い転職先が見つかります。