地方からの転職

上京しても困らないために!転職上京の流れや準備物などをご紹介

地方就職と上京就職の違い

転職する際、「地方で働く」「上京して働く」の選択肢があります。新卒でも同様に考えた人もいるかもしれません。転職するときは、家庭環境が変化している人もいるでしょう。キャリアアップを目指す人もいるかもしれません。

本記事では、地方就職と上京就職の違いをまとめます。上京就職した際に必要になる費用も紹介します。上京就職しようか迷っている方は、参考にしてみてください。

地方就職

進学により地元を離れて過ごした方が、Uターン就職・転職をするということが主になります。都会に憧れる若者が数多くいる一方、地元に戻りたいと思っている方も非常に多くいます。

都会の便利な暮らしより、慣れ親しんだ環境を恋しく思うという方もいれば、親しい友人、家族のそばが一番安らげると感じる人もいます。

自分の生まれ育った土地への愛が強いと、どこへ行っても最終的には地元へいつか返りたいという思いが強いのでしょう。逆に都会の暮らしに疲れ、癒しを求めて地方へ就職・転職するという話も珍しくはありません。どちらも共通するのは、安らぎや平安を求めているという点ではないでしょうか。

上京就職

上京就職は選択肢が多いことが特徴で、地方と比較すると、多くの職種や魅力的な業界の募集情報で溢れています。

キャリアアップには選択肢が多いほうが良いとされています。自分の能力を伸ばし、スキルを身につける為には、様々な視点から考え方を学ぶ必要があります。しかし、上京就職には費用がかかる場合が多く、資金的な都合で悩む人も多いでしょう。

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転職から上京までの流れ

上京就職をする場合、転職から上京までの流れを把握しておきましょう。この上京までの流れを把握しイメージすることはとても大切です。費用面を考える以前に「なぜ上京したいか」「どうして地方ではできないのか」を考える必要があります。

上京までの流れを把握するための「必要な手続き」を紹介します。経験者の多くが「準備しておいたほうが良い」と考えることもまとめますので、ぜひ参考にしてください。

一連の活動の流れ

上京までの流れは以下のとおりです。

  • 資金の準備
  • 仕事探し
  • 住む場所の確保
  • 住民票の転移
  • 各種手続き

上京するには何と言ってもまず必要になるのが費用です。上京してから稼ぐにしても、初期段階でお金がかかることが多くなるでしょう。

例えば住所を確保する場合でも、敷金や礼金などが必要です。また転職活動そのものにも費用が必要ですし、移動費も準備しなくてはいけません。

上京までに必要な手続き

仕事を探し、住所を確保したら手続きしましょう。上京までに必要な手続きは、以下のとおりです。

  • 住民票の転移
  • 水道・ガス・電気会社への連絡
  • ネット回線会社への連絡
  • 郵便物の転送届

個人の生活に関するものは、すべて手続きしなければいけません。テレビを見ている人は、NHKにも連絡する必要があるでしょう。これまで契約していたすべての会社に転居連絡します。

準備しておいたほうがいいこと

上京するには「貯金」が重要と言われています。地方と比較すると物価が高い傾向があり、家賃だけでも倍額が必要な場合もあります。慣れない環境に身を置くため、何かあったときの備えも重要です。

また、病院や警察署などの場所を把握しておいたほうが良いでしょう。上京する人の多くは、夢や目標をもっていますが、理想を叶えようとするばかりに、他が疎かになりがちです。

近場の病院や困ったときに頼れる交番などは、しっかり把握しておくようにしましょう。

上京した際に必要な費用・期間

上京した際に必要な費用を把握しましょう。また、上京就職する際に必要な期間も紹介します。転職で上京するために、どのくらいの期間で、どれだけの費用が必要かを知っておきましょう。

全体像を把握することで、スムーズな計画がしやすくなります。特に費用面は都合がつきにくい場合もあるため、ゆとりあるスケジュールが必要です。以下を参考にし、上京就職のイメージを掴んでください。

一人暮らしの生活費

上京就職に必要な生活費は、15万円と言われています。これから上京する人は、家賃の前払いなどに対応するため50万円程度の貯金が必要でしょう。考えなしに行動すれば、莫大な費用が必要になることもあります。

以下では、具体的に必要な資金を「家賃」「食費」「光熱費」にわけて説明します。一般的な一人暮らしができる金額ですので、参考にしてください。

家賃

家賃相場は10万円と言われています。しかし、実際には5万円から7万円程度を確保しておくと良いでしょう。探せば安い賃料で住める場所もあるからです。地方と比較すると、家賃は高い傾向があります。

良い物件ほど家賃が高く、上限を決めなければいくらでも高い物件があります。駅やコンビニ近くになるほど家賃は高くなり、設備にも費用が必要です。一人暮らしの場合、ワンルームで5万円から7万円ほど考えれば、生活できる環境が整います。

食費

食費は自分の努力で下げられ、一般的に3万円前後と言われています。地方には激安スーパーで、豆腐一丁10円の店もあるかもしれません。しかし、上京すれば激安スーパーでも物価の影響を受けます。

地方と比較すると、食品も高くなる傾向があるでしょう。毎日の食費を1000円とし、1ヶ月で3万円程度を確保している人が多数です。努力で食費を下げ、ゆとりある生活を志してみましょう。

光熱費

光熱費の相場は1万円から2万円程度と言われています。近年では電気会社も選べるようになりました。コストをおさえたい場合、電気会社を考えるのも良いでしょう。また、オール電化の家が増え、ガス料金は必要ない場合もあります。

逆に必要なのは通信費です。スマホやパソコンを使用する人が多く、通信費が1万円前後必要です。マンションやアパートは、ネット無料の場合もあります。住居を考える際に、たくさんの情報の中から選んでください。

転職活動にかかる費用

転職活動にかかる費用も、人それぞれです。数千円でおさまる場合もあれば、多くの企業を受けるために数万円使用する人もいます。平均額では1万円から2万円程度でしょう。しかし、スーツを購入する場合は3万円程度を考える人が多いようです。

上京すれば電車移動が主流です。車で移動する場合、駐車場の費用がプラスされます。移動手段や住む場所の影響も大きいため、自分で交通網を検索するようにしてください。

転職内定までにかかる期間

上京してから転職内定をもらうために必要な期間は、3ヶ月から6ヶ月と言われています。かなりの期間が必要になるため、地方から上京する場合、転職内定をもらってから移動することをおすすめします。

仕事が決まっていないのに数ヶ月間費用を払い続けるのは苦しいでしょう。上京する場合には、「貯金して仕事を決めてから住む場所を決める」という順序を進みましょう。

上京するのが不安だと言われること

地方出身者が上京して、不安を感じる場合があります。多くの人が不安を感じ、悩んでしまうのは以下のようなものです。

  • 知り合いがいなくて寂しい
  • 物価が高いんじゃないか
  • 就職に失敗するかもしれない

不安を感じ始めると、ネガティブになります。マイナス思考が進み、転職活動にも支障がでる可能性があります。不安を解消するため、準備が必要です。以下でそれぞれ解説します。

知り合いがいなくて寂しい

地方から上京すると「知り合いがいなくて寂しい」と感じます。誰も知らない土地へ足を踏み入れるのですから、当然です。しかし、都会は「出会いの宝庫」です。一歩街を歩けば、想像以上の人に会います。

職場にも多くの人が勤めていますので、寂しさはすぐに無くなるでしょう。知り合いがいないのは不安ですが、新たな出会いを求めて進んでみてください。

物価が高いんじゃないか

上京して不安に思う事は何よりもまずお金ですね。家賃、光熱費、食費や交際費など。生きていくうえで必要なお金の心配は誰しもが考えるでしょう。

地元と比べた時にその値段の違いに驚いたという話もよく聞きます。しかし物価がそれだけ高いという事は賃金もそれだけ上がっているという事です。

また、地方の年収と都会の年収はどうしても差があるため、稼ぎたい!という思いで上京する方も多くいますが、この差はこうした支出や支払いなどで相殺されることを覚えておきましょう。

就職に失敗するかもしれない

慣れない土地、知らない人、見慣れない風景。そのどれもが不安を増長する要素となり得ます。そんな場所での仕事ですから、失敗するかもしれないと不安になったり焦りを感じることもあるでしょう。しかし、上京するという事はこうしたリスクも背負っているという事です。


こんな不安は感じたくないという場合は、しっかりと働き先を確保しておくことが肝心です。仕事はそう簡単に決まりませんし、慣れていない場所での職探しならなおさら難しくなります。失敗するかもと不安で動けなくなる前にまずは行動を起こし、少しでも先の不安を無くせるよう努めましょう。

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上京するメリット

上京することで得られるメリットとはどんなものがあるのか、地方で就職するのと何が変わるのかをご紹介致します。

求人数が豊富

地方とは比べ物にならないほど、求人数が豊富です。日本企業は東京に本社を置くことが多く、支店などを含めると無数に存在します。

上場企業だけに限らず、中小企業を検索すれば想像以上の理想の職場が見つかることもあるでしょう。

新しい価値観と触れ合える

地方に住んでいると「上京」に恐れを感じる人もいます。しかし、ほとんどの人が地方出身者であるのも、上京就職のメリットです。

様々な地域から上京してきて、1つの企業で働いています。これまで出会えなかった新たな価値観と触れ合う機会になり、あなたの能力を伸ばすきっかけにもなります。

出会いの数もたくさんある

都会は様々な出会いの場でもあります。それは男女関係に限ったことではありません。

全てがいい出会いになるとは言えませんが、今まで知らなかった世界を知ったり、地方にいるままでは知り合う事すらできなかったような出会いを体験することもできます。

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上京転職を目指す上でのポイント

上京転職を目指す上で、ポイントになることを紹介します。上京転職を成功させたい人は、以下の点を事前に考えておきましょう。

  • 転職資金をしっかり準備
  • 知り合いを早急に作る
  • 軸を明確にする

それぞれ解説します。

転職資金をしっかり準備

上京転職で最も難関と言えるのは、資金面です。上京転職に必要な金額は50万円と言われています。個人の努力により、コストダウンできます。しかし、住居費を考えただけでも、20万円や30万円の貯蓄は必要でしょう。

地方から上京する場合、最初の関門と言えるのが資金面です。しっかり準備するようにしましょう。

知り合いを早急に作る

出会いの宝庫とはいえ、知り合いがいなければ心が病んでいまします。知り合いを早急に作ることを考えておきましょう。近年ではSNSを活用した出会いも存在します。

実際に出会わなくても、愚痴をこぼしたり相談できる相手がいるだけでも、救われるときがあります。

自分がどうしたいか、軸を明確にする

転職の「軸」を明確にしておきましょう。「上京すれば成功できる」のような、安直なイメージで転職しないことをおすすめします。確かに職場は多く、出会いも豊富です。しかし、最も重要なのは「あなたが最も大切にする軸」です。


給与を期待するのか、人間関係を期待するのか、などがあります。何を自分の軸にするかを明確にし、職場を決めてから上京することをおすすめします。

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まとめ

上京転職を成功させるには、一にも二にも費用が必要です。費用面さえクリアできれば、あとはなんとかなるというのも嘘ではないでしょう。多くの人が不安を感じやすい出会いや職場は豊富です。

しかし、転職先が決まる前に勢いで上京するのはおすすめできません。
途中で資金繰りに困り、地方へ帰省するしかなくなるからです。十分な資金をつくり、余裕がある状態で上京転職を目指してみてください。