FacebookにTwitter、2010年のバイラルビデオシーンはどうなった?

2010.09.10 Fri

 

ロンドンに拠点を置くデジタル・エージェンシーRubber Republic(ラバー・リパブリック)が、2010年のバイラルビデオシーンを統括するデータを早くも発表!果たして今年のバイラルシーンのトレンドとは?※UKにおける2010年の3月20日から6月26日まで(20週間)の調査データを使用

WILL IT BLEND?「iPad」 2006年から始まった、ブレンダー製造メーカー”Blendtec”の人気バイラルビデオシリーズ。このシリーズで売上がなんと5倍に!
それではYouTubeでの再生回数レースから。一位はワールドカップ関連で、ラテンの女王シャキーラが歌う2010 FIFA World Cupのキックオフコンサート「Waka Waka (This Time For Africa)」(1,203万回再生)。二位はアレハンドロ・イニャリトゥ監督×The millのナイキ「NIKE WRITE THE FUTURE」(1,147万回再生)、三位はなんでもミキサーで破壊してしまうWILL IT BLEND?シリーズの「iPad」(561万回再生)、四位にティーンに人気の映画「ニュームーン/トワイライト・サーガ」予告編(520万回再生)、五位にオールド・スパイス「The Man Your Man Could Smell Like」(489万回再生)、六位はまたまた映画「ニュームーン/トワイライト・サーガ」予告編、七位にNike Golfのタイガー・ウッズの父がウッズを語るCM「Never」が続く。

■Facebook VS Twitter
「Write the future」 dir: Alejandro G. Inarritu
バイラルビデオを広める媒介として欠かせないのがSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)。海外では2強であるFacebookとTwitterはどのように使われたのだろうか?

ビデオのバイラル効果に貢献したのはFacebook。Twitterに10倍の差をつけた。その理由は、Twitterはたくさんの情報が流れていくため、実際のPR期間はごく短いから。Facebookでは”ニュースフィード”としては長い間同じ情報を掲載しているので、情報をシェアするプラットフォームとして数段優れている。

それぞれの人気コンテンツを見てみよう。Facebookで最も多く紹介されたのはナイキ「NIKE WRITE THE FUTURE」のフル視聴版(29万回)。続いてオールドスパイス(7万回)、WILL IT BLEND?(5.2万回)、adidas Originals「Star Wars Cantina 2010」(4.2万回)が続く。Twitterの一位は同じくナイキ「NIKE WRITE THE FUTURE」(3,1万回)、二位がWILL IT BLEND?(1.7万回)、三位がAdobeの「Photoshop CS5: Content-Aware Fill Sneak Peek」(1.2万回)、続いて「Google Chrome Speed Tests」となった。紹介の回数において、FacebookとTwitterでは10倍もの開きがある。

それではもっともバイラルした企業は?ビデオの再生回数ではオールド・スパイスが一位。続いてGoogle、Apple、ナイキ・フットボール、スポーツリリーフ(UKのチャリティイベント)などがランクイン。最もバイラルしたブランドはNIKEだった。

最後に、彼らが弾きだした「平均的なバイラルビデオ」とは、19.9万回再生、681回Facebookで紹介され、Twitterで159のツイートを得る、というもの。この20週間に渡る調査において、バイラルビデオは最大でも2週間程度しか人気を保持することができなかったという。バイラルビデオ合戦はクオリティもスピードもますますヒートアップしているようだ。

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