MGMT「Congratulations」 dir: Tom Kuntz
まるでETのようなこのクリーチャー。キャラクターデザインを手がけたのは、映画「かいじゅうたちのいるところ」のかいじゅうたちもデザインしたSonny Gerasimonwicz(ソニー・ゲラシモンヴィッツ)。
「子供たちとアニメ番組”バックス・バニー”を見ていて、アニメに登場するハゲタカのキャラクターを現実に再現したらどうなるんだろう?と思ったのが、このビデオのアイデアの始まり。依頼された時にそのアイデアを思い出して、詩的で物悲しいスロー・テンポな楽曲に破壊的でエキサイティングな映像を合わせるとすごく効果的だと思った」(トム・クンツ監督)
不気味なクリーチャーは、実はハゲタカだった!この作品で、クンツ監督はCGを使っていない。ハゲタカのパペットは人間が操作し、目はリモコンで動かしている。クリーチャーのパフォーマンスを完璧にするため、デザイン段階でほぼ全てのことを決めたという。フェイシャルのクオリティはもちろん、感情が滲み出る仕草、さらに動かなくても悲壮感が漂うことを目指して綿密なリハーサルを行った。70年代のようなルックがとても気に入っているという。
撮影はカリフォルニアの有名な砂漠、デス・バレーの近くで行われた。砂漠での撮影はハードだったが、すごく楽しかったそうだ。
「僕らは4日間そこに滞在して、遊牧民族のようにキャンプを組したんだ。撮影後、僕らは大きなカーペットに座って、わざわざ来てくれた友達が作ったモロッコ風の食事をした。MGMTのアンドリューは月の明かりの下でアコースティック・ギターを抱えて歌ってくれた」
ちなみに、Andreas Nilsson(アンドレアス・ニルソン)監督の最新MV、Yeasayer「Madder Red」が同じく不気味なクリーチャーを出演させた作品なのは、まったくの偶然で「将来、おかしなタイミングだったねって笑えたらいいと思う」とコメントしている。
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