ブルックリン発、DIY精神あふれるクレイアニメ「Accumulonimbus」

2010.08.11 Wed

 

「Accumulonimbus」 dir: Andy Kennedy
クレイアニメというクラシックなアニメーション手法を用いながらも、とても新鮮な印象を受ける実験アニメーション「Accumulonimbus」が登場!回転する台の上で、クレイで作られた家や雨などのモチーフがまるで生き物のように動きまわる。クリエイターはNY・ブルックリン在住のアニメーター、Andy Kennedy(アンディ・ケネディ)。ロードアイランドデザイン大学で映像・アニメーションを学んだ後They Might Be Giantsらのミュージックビデオやジャケットデザインを手がける。それではこの作品のメイキングに迫ってみよう。

この作品のテーマは「モーションにおける瞑想、もしくはものごとのライフサイクル」。Flashでアニマティクスを制作し、入念なプランニングを行った。最後のシーンは特に複雑なため、After Effects上でシミュレーションを行ったという。

ケネディ監督がすごいのは、回転する撮影台からカメラのリグ、粘土細工まで全てを手作りてしまうDIY精神だ。撮影台は道で拾ったガラスや家にあった自転車のパーツを使用。登場する複数個必要なモチーフはゴムの型を創り上げ、キッチンのコンロを利用しクレイを溶かして鋳造するこだわりだ。

撮影にはキヤノンのデジタルカメラ、Rebel XTに、ニコンのマクロレンズを装着し使用。シーンごとに様々な手法を試している。木のシーンではパーツ別に撮影をし、After Effectsで複製して合成を、家のシーンでは合成や修正をやりくりするために、グリーンスバックで撮影した。使用したコマ撮り用ソフトウェアは前半はStop Motion Proを、後にケネディ監督が大満足したDragon Stop Motionに切り替えた。さらに詳細なメイキングについては、ケネディ監督の充実のWebサイトにて。
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