スウェーデン発、ミニマルで繊細な影絵MV Little Dragon「Twice」

2010.08.02 Mon

 

Little Dragon「Twice」 dir: Johannes Nyholm
スウェーデン発のノスタルジックな影絵ミュージックビデオ(MV)、日系スウェーデン人のユキミ・ナガノ率いるバンドLittle Dragonの「Twice」をご紹介!愛と破局、死と嘆きなど、生きる上で避けては通れない要素が夢うつつの世界の中で繊細に描かれる。監督はスウェーデン人で、アニメーションからイラスト、グラフィックまでこなすJohannes Nyholm(ヨハネス・ニーフォルム)。ストックホルムとロンドンを拠点に10年以上活動を続け、日本ではBEAMS Tとのコラボレーションも行った老舗グラフィック・デザインスタジオ「REALA」の一員だ。

ニーフォルム監督は「Twice」の制作ににあたり、楽曲が持つデリケートで美しくミニマルな世界を映像で表現することを目指した。同時にストーリーを語りたいと思ったが、MVでは最期まで語ることができなかったため、長編作で複雑に発展させることにした。それが8分半のショートフィルム「Dreams from the woods」だ。人生の喜びや苦悩を描きつつも、皮肉を取り除いたメロドラマにしたという。

「この映画は夢と現実の間に存在する物語。古典的で美しい映像作品に挑戦しました。これは普通の映画というよりも、影絵パペットの舞台を撮影したというほうが正しい。制作にあたっては、デジタルな技術を使わずにアナログな手法を貫くことを目指したんだ。全てのシーンを入念にリハーサルし、同時に15人のパペット師で操ることもあったよ。一人は鳥、一人は少女、4人が風で6人が火…なんてふうに。またあるシーンはあまりにも複雑だったので、200回も撮り直しをした」

サウンドトラックを手掛けるのはLittle Dragon。ニーフォルム監督によるユーモラスなコマ撮りショートアニメ「The Tale of Little Puppetboy」(2007年)はYouTubeにて公開中。

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