ついに登場!メイドバイiPhoneなミュージックビデオたち
2010.07.12 Mon
IZABO「On my way」 dir: Shushu E. Spanier
アプリケーションの豊富さや全画面でのビデオ再生、さらには先日発売された新機種iPhone4では720pのHDビデオ撮影にも対応したiPhoneを非常にうまく取り入れた4つの作品をご覧頂きたい。
「making of izabo’s “on my way” music video」 dir: Shushu E. Spanier
1つめの作品は、イスラエルの4人組ロックバンド「izabo」(イザボー)の新曲「On My Way」のミュージック・ビデオ(MV)だ。楽曲のテーマである旅を表現するために、撮影に3日、編集に2週間かけて創りだされた映像はiPhone上で予め用意したビデオや写真を再生し、iPhone自体を別の画像の上で動かしたり、iPhone上のビデオにあわせて、メンバーが動くという手法が取られている。このMVで使われたビデオや写真はizaboの次のアルバムの発売と同時にアプリケーションとして、リリースされる予定だ。誰もが思いつきそうであるが、それを実際に形に落としこむことが叶った疾走感溢れる映像を表現している。
「第14回インタラ塾 AID-DCC & Katamari オープニングムービー」 dir: 中村武志
2つめの作品は、大阪のクリエイティブ・エージェンシー「
AID-DCC Inc.」による「第14回インタラ塾 AID-DCC & Katamari オープニングムービー」だ。会社紹介のムービーではあるが、単に情報やワークスだけを見せる映像ではない。見る人に“楽しさ”や“心地よさ”を感じてもらえ、社風、社員の個性、それらがにじみで、さらに”一体感”に加え、“結合”、“増殖”、“集合体”といった要素が表現される映像というコンセプトのもと作られたものだ。写真やストップモーションで作られたビデオをiPhone上で再生し、それにあわせてメンバーが動き、タイミングをあわせて電話をかけたりといったことを行っている。それを1カットで撮影しているのだ。そのため撮影は3時間、29テイクに及んでいる。
iPhoneの使い方が面白いのはもちろん、非常に小気味良い音楽にあわせて、1つのiPhoneから始まり、人とiPhoneが増えていき、最後は全員集合という展開がコンセプトを気持よく表現している。
「The Anix – Enemy Eyes Official Music Video – First video ever shot completely on iphone 4」 dir: Brandon Anix
「First OFFICIAL iPhone 4 Music Video – for FLAKJAKT “Cascades”」 dir: Marty Martin
この2つの作品は720pのビデオを撮影できるiPhone4をビデオカメラとして使い、撮影されたMVだ。ともに、編集はFinal Cut Proでおこなっている。もちろん話題作りや一種の実験として撮影されたものだが、iPhone4のカメラでもここまでできるという意味では驚かされるばかりだ。
文・野澤智
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