超学生級の海外ショートフィルム5作品揃えました

2010.06.29 Tue

 

撮影機材や編集アプリケーションの進化、低価格化に伴い、学生でも従来以上にかなりクオリティの高い作品を創りだすことができる環境になってきている。学生が低予算で作ったとは思えないような完成度の高い5作品をご覧頂きたい。

「Amock」 dir: Xavier Goubin
フランス、モンペリエの3Dアニメーション学校「ArtFX」の4人の学生、Xavier Goubin(シャビエ・ゴーバン)、Sarah Matuszack(サラ・マツザック), Martin Vaissie(マルタン・ベシエ)、 Francois Vico(フランソワ・ヴィゴ)の4人が卒業制作として創り上げた、未知のクリーチャーに襲われるというホラー短編映画だ。クリーチャーのモデリングやマッチムーブの質の高さは言うに及ばず、演出面でも映画「クローバー・フィールド」のような擬似ドキュメンタリーの手法を用いて、臨場感溢れる恐怖感をうまく表現している。メイキングはこちら

「NEW PS4 TEASER (3-D?), NOT B.S. ~HD~」 dir: Han West
「PS4 – PlayStation 4 – Leaked Viral Video」 dir: Han West
この2つの作品は、シンガポールの芸術大学「Tisch School of the Arts Asia」の学生、Han West(ハン・ウェスト)が、白衣代20ドルとセット費用500ドルのわずか$520でコマーシャル制作の授業の課題として、創り上げた架空のPlayStation4のプロモーションムービーだ。こちらも擬似ドキュメンタリーの手法を用いて、非常にリアリティ溢れる映像を構成している。

「Paper Dreams」 dir: Kenneth Onulak
アメリカ、ロードアイランドの芸術大学「RISD」の学生、Kenneth Onulak(ケネス・オヌーラック)が春学期の課題として創りだしたものだ。手書きのアニメーションをAfter Effectsに取り込み、紙を切り抜いたような効果を付けて完成させた。切り抜きという表現手法とあいまって、非常に詩的で叙情的な世界観が見事!

「When The Time Is Ripe」 dir: Shion Takeuchi
アメリカ、カリフォルニアのCalifornia Institute of the Artsの学生、Shion Takeuchi(シオン・タケウチ)が4回生のテーマ作品として創り上げたものだ。段ボールで作った人形の動きをAfter Effectsでトラッキングし、Flashで作ったフェイス・アニメーションを合成することで人形の表情に豊かさをもたらしている。ユダヤ系と日本人のハーフという自身の生い立ちをも加味したストーリー展開も引き込まれるものとなっている。

文・野澤智

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