Bradberry Orchestra「LOVE CHECK」 dir: タナカカツキ
「この曲は、Sony Ericsson/docomoのXperia(エクスペリア)のCM
この作品の制作スタッフはTwitter上で募集された。当初いつものメンバーでやろうとしたところ、みんな有名になって忙しい!おまけにギャラも高くなっている。納期が極端に短い中完成させなくてはいけない為、急遽Twitterにてメンバー募集を行うことになった。
「20通くらい自分の作品を送ってもらいました。その中で今回の作品に合いそうな人がいたのでその日に連絡し、次の日に面接しました。ほとんどの背景やってもらって、むっちゃハードな仕事だったんだけどよく働いてくれたんですよ」
タカナカツキのレシピに沿って、背景は酒井梨緒が主に手掛け、アニメーション部分はヨシマルシン、前田裕次郎、総勢4名での制作となった。
タナカカツキ氏の元に集まった素材は、線の太さ等、統一感を出す為にAfter Effects上で調整され、世の中に送り出される事に。
「裕次郎くん、アニメーションの気持ちを知ってますよね。緩急の気持ちの良い部分を知ってるからちょっとのシーンでも豊かな表現になるね。ヨシマルくんも、独特な線の持ち味や抜けのいい明るさをもってて、そういう各自作家のアニメーションの感性が同じひとつのMVの中に混在してて、全体に豊かな表現になってるような気がします」
制作においては、Skypeを会議通話で起ちあげっぱなしで、データのやり取りを行っている。
「何十ギガっていうDVD容量より重いファイルやり取りしながら。おもしろいよ。いつも寝る前にお互い重いファイルをドンっと送る。起きたら届いてるだんよね。
"未来ありがとう!"って」
バーチャルな世界で、しかも短時間。上手く作業を進めていく為の秘訣をタカナカツキ氏はこう語る。
「期間短いから楽しんでやってもらうしかない。細かいレシピを渡すと本当に作業になってしまって、意欲が沸かない。何箇所か自由にやってもらうところを作っておく。そしたらみんな、自分のパートだからがんばってやる。そういうのがあがってくるとこっちも更にイメージがそこから膨らんでいく。結局一人でやるより自分のイメージ以外のものが入ってくるから、よりドラマチックになっていく」
また以前手掛けたMV、Schneider TM「Frogtoise」もカッパが歩くというもの。歩くというアニメーションへの思い入れを聞いてみると、こんな答えが返ってきた。
「実際のところ、アニメーションをどう短い製作時間で実現するかの問題が大きい。なので、ループを使用せざるを得ないんです。そういう制限の中で生まれた表現なんですよね。今回の歩くシーンは8枚の画像ループで出来ています。もっと時間をかけてゆっくり制作したい部分もありますが、音楽のループと相性もいいですし!」
・Bradberry Orchestra公式HP
http://www.bbo-a.jp/
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