Breakbot「BABY I’M YOURS」 dir: IRINA DAKEVA|prod: WIZZdesign,Paris
このビデオのアイデアは、イリナとブレイクボットの話し合いから生まれた。冷たいデジタル映像に既に飽き飽きしていたイリナ。「BABY I’M YOURS」で目指したのは、生き生きしていて、賑やかで、エモーショナルな作品。フランスの映像プロダクションWizzがミュージシャンやモデルの実写映像を撮影し、ロトスコープを行った。
「結果が予測できるCGよりも、ドローイングのアナログなタッチを際立たせようと思ったの。Wizzが撮影したミュージシャンや女の子など、登場する人たちの映像をベースにして、1フレームづつ水彩画を描いて重ねていったの。何枚描いたかは覚えていないけど、2,000枚以上はあると思うわ」(イリナ・ダケヴァ)
制作には3ヶ月半を要した。一番苦労したのはエンディング。レコードスリーブが滑り込み、リボンのうようなロゴが出る最後の瞬間のアイデアは、最後の最後になって魔法のように降りてきたという。
本作品で使用したツールはAdobe After EffectsとAutodesk Flame。イリナにとって本格的なアニメーションの制作は初めてだったが、スタッフにも恵まれて制作をとても楽しんだという。このビデオで使用された絵を展示するエキシビジョンがパリのセレクトショップ「コレット」で行われるそうだ。
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