2,000時間をかけたCGであの名作MVが蘇る!日清食品カップヌードルCM「この味は、世界にひとつ」

2010.06.15 Tue

 

名作ミュージックビデオ(MV)のアーティストが、全く違う歌詞で歌っている…。日清食品カップヌードルのTVCMシリーズ「この味は、世界にひとつ」は、人々に愛される”世界に一つ”なMVをオリジナルの歌詞にアレンジしたプロジェクト。第一弾は人気シンガーMISIAの2000年の大ヒット曲「Everything」を大胆にアレンジし、MVの世界観そのままにMISIAが替え歌を歌っているような仕上がりだ。このCM作品において、実は再撮は行っていない。元のMV映像にオリジナルの歌詞を歌う表情を合成し、自然なルックを完成させた。なんと2,000時間をかけたCG制作の裏側とは…!

■2,000時間かけた合成
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「この味は、世界にひとつ MISIA篇」 dir: 井口弘一|CGプロデューサー:貞原能文/城戸倫久|CGディレクター:林田宏之
VFX制作において、必要不可欠だったのが検証とテスト。様々な映像や写真など多くのサンプルを用い、MISIAが歌う時の表情や口の開き方を3週間かけて検証した。また音と口の動きをシンクロさせるために、MISIAが新たに録音した音源をもとに口の動きの精査を行った。

オリジナルMVが制作されたのは約10年前。MISIAの顔は現在の写真を参考に、質感を活かしつつゼロからモデリングを行った。制作当時の撮影フィルムを入手し、CG作業用の精度を上げたという。特に大変だったのが、CGのモデリングデータをアニメーションした後の微調整(「どんな夜でも~」の部分)。データ上ではそれぞれ子音と母音とも正しく口が開いているはずなのだが、流れで見ると、そのように歌っているように見えない。また発音と関係なく現れる一瞬の表情の歪みなど悩みは尽きず、試行錯誤の連続だったという。完成までに2,000時間を越す時間が費やされた。

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「この味は、世界にひとつ Jamiroquai篇」 dir:
そして2010年5月、このシリーズの最新作「この味は、世界にひとつ Jamiroquai篇」がリリースされた。ジャミロクワイが動く床でダンスする、ジョナサン・グレイザー監督の名作MV「Virtual Insanity」を大胆にフィーチャー。ジェイ・ケイが「腹減った」と歌う姿に衝撃を受けた人も多いだろう。残念ながら制作側の意向として、Jamiroquai篇の制作の裏側は秘密とのこと。

「制作側の意向として、撮り直したのか?何か加工しているのか?誰が唄っているのか?も含めて、ご覧いただいている皆様に想像していただいて、CMを楽しんでいただければと考えています」(日清食品)

ムービーは公式Webサイトにて。

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