英国が誇るウィットCMとは!若き名匠クリス・パーマー監督

2010.03.01 Mon

 

VISA「Football Evolution」 dir: Chris Palmer
2月28日に幕を閉じたバンクーバー冬季オリンピック。次は6月に開催されるワールドカップ!というわけで、オフィシャル・スポンサーのVISAから愉快なCM「football evolution」が登場。主人公はカウチでお菓子を頬張りながらテレビを見る不健康な若者。彼はサッカー中継に熱狂し、VISAカードだけを持ってアフリカのスタジアムに駆け出す。海やサバンナを渡る冒険でスリムになった主人公が、スタジアムで栄光のゴールを決める!ピクシーズ「Isla de Encanta」に合わせ、変化していく若者をテンポ良く見せる楽しい作品だ。

この作品を演出したのは、UKのCM監督Chris Palmer(クリス・パーマー)。ホワイトスクリーンでもご紹介した、シカゴの車窓の景色を使ったバドワイザーCM「Lyrics」など、ウィットに富んだ楽しい作品を数多く手掛けている。広告アワードの受賞歴も数多く、その数は軽く75を超える名匠だ。それではパーマー・ワールド全開のおすすめ作品をご紹介!

■車ケーキから注意力テストまで
Sky One「Come Home To The Simpsons」(2006年) dir: Chris Palmer
そして、YouTubeで最も多く見られたCMとなった、衛星放送Sky OneのCM「Come Home To The Simpsons」。世界的人気アニメ「シンプソンズ」のオープニング映像を実写で再現。アニメ的な表現をそのまま生き生きとした実写映像でやってのけた。

Skoda 「Original Cake Car」(2007年) dir: Chris Palmer
パーマー監督といえばこの「ケーキ・カー」!180個の卵と100kgの白砂糖を使用して創り上げた、おいしそうな車型ケーキ。出演しているのは実際にケーキを創り上げた職人たち。撮影には4日間を要した。リハーサルができないため、撮影しながら様々な調整を行っていったという。

TFL「Test Your Awareness: Do The Test」(2008年) dir: Chris Palmer
ロンドン交通局による「注意力テスト」CM。冒頭で「このムービーで、白い服のメンバーは何回パスをするでしょう?」と視聴者に問いかける。我々はパスをカウントしているうちに、奇妙な侵入者を見逃してしまう…。

もともとコピーライターを目指していたというパーマー監督。大学卒業後にバイク便のメッセンジャーとして働くうちに広告代理店のBBHに入社し、そこからCM監督となった珍しい経歴を持つ。ほか、監督の作品は自身のプロダクション「Gorgeous」にて視聴することができる。

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