ヨーロッパの香り高い2009年名作CM「エピカアワード」受賞作品リスト
2009.12.16 Wed
ヨーロッパのすぐれた広告作品を表彰する「Epica award(エピカアワード)」から、ホワイトスクリーンが厳選したヨーロピアンCM作品をご紹介。エピカアワードはちょっと聞き慣れない名前だが、今年で23年目を迎える老舗のクリエイティブ・アワード。今年は51カ国、664企業から4,945もの作品が集結し、最高賞の”エピカドール”を競った。本アワードの審査員は、27カ国から集まった34誌のプレスたち。CM作品のフィルム部門、グラフィック広告作品のプレス部門など部門別に優れた作品を表彰する。果たして栄光のエピカドールは、誰の手に輝いたのか?!
■グランプリはやっぱりT-Mobile「Dance」
T-Mobile ”Dance” dir: Michael Gracey
グランプリの”エピカドール”は、ロンドンの駅で行われたハプニング系モッシュダンスCM、 T-Mobile「Dance」(Michael Gracey監督)に贈られた。
■輸送&旅行部門にトラクターによる、80′s気分の「Love at first flight」
Virgin Atlantic: Love at first flight” dir: Traktor |prod: Partizan
北欧出身の人気ディレクターチーム、トラクターによるヴァージン・アトランティック航空のCM「Love at first flight」が受賞。「初飛行で一目惚れ」というタイトルで、ヴァージン航空の25周年を記念したスペシャルCMだ。1980年代、ヴァージン社がいかに常識破りのファッショナブルな会社として登場したかを当時の流行にのせて描く陽気な作品。
■フード部門はブリティッシュ・ジョークCM「But…」
McVitie’s “But…” dir: Trevor Cornish
こちらもヨーロッパらしい作品。英国紳士が登場し、「英国はサッカーを発明しましたが、ナショナルチームはイタリア人ばかり。英国人は料理の知り方を知りませんが、良いビスケットを作ります…」とピリっとしたブリティッシュ・ジョークを飛ばしまくる。
■音響部門は、人間音響システムが右往左往「Remote Control」
Loewe “Remote Control” dir: Alex Feil
ボリュームの上げ下げや高音・低音の切り替えなど、普段何気なく操作しているオーディオのリモコン。もしその機能をクラシック合唱団が再現したら?結果はドタバタの大騒ぎ劇となり、YouTubeにて60万回再生という大ヒット・バイラルとなった。クライアントはドイツの音響メーカー、ロエベ。
■家具部門は「夏のビーチに行くには若すぎる」という名の製品テスト
IKEA “TOO-YOUNG-TO-GO-TO-SUNNY-BEACH-TEST” dir: Nicolai Stahl
家具には欠かせない「耐久テスト」。IKEAの製品がどれだけ頑丈にできているかテストしてくれるのは、ティーンネージャーの女の子。遊びたい盛りの彼女に「お前が夏のビーチに行くなんて若すぎる」と説教するや否や、たちまち台所のあらゆる扉に八つ当たりしてくれる。果たしてIKEAの家具は衝撃に耐えられるか…?!
■ビューティ部門は、抜け毛にも愛を!「Stop the Suffering」
Pert Plus “Stop the Suffering” dir: Daniel Garcia
抜け毛に愛を!こちらはレバノンで上映されているシャンプーのCM。バスルームを舞台に、水に流されたり床に落とされたり、擬人化した抜け毛が悩み苦しむ人生を描く。もうこれ以上、悩める抜け毛を増やさないで!エージェンシーはレオ・バーネット、ベイルート。
■ノンアルコール部門は、猛暑で全てが溶ける「Melting City」!
Perrier “Melting City” dir: Frederic Planchon
うだるような猛暑に悩まされたヨーロッパ。清涼飲料水ペリエのCM「Melting City」では、自転車もマネキンもロウのように溶けてしまう。エージェンシーはオグルビー・パリ。
ヨーロッパのCM作品らしく、派手な映像やCGよりもユーモアやウィットなどが評価されたラインナップとなった。ほか、受賞作は
公式Webサイトにて。
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