牧鉄兵(マキテッペイ):1978年大阪生まれ。膨大な作画を軸にした
アニメーション作品を主体にRESFESTなどの映像祭への出展、MVやTV番組のタイトル映像、
3DCGなど幅広い映像を手がけている。代表作はDJ KENTARO「Shuriken Cut」、「Tasogare High way High」、KASKADE「BE STILL」、FUURI「NANA SONG」など。公式webサイト
OMODAKA “plum song” dir: 牧鉄兵
「かつての吉原大門は本作に登場するものとは違って、小さい門で大通りからは門が見えないように建築されていたようです。イメージとしては、角を曲がれば突如現れる”門”、というイメージと、誰もが解りやすい”門”を掛け合わせて制作したような気がします」
インスピレーションの源となったのは、かつて牧監督が大阪で見た遊郭街。
「大阪にも当時の雰囲気を伝えている遊郭街がございました。昭和33年以降は料亭街となっておりますが、ほとんどの料亭は看板は料亭でありますが、料亭内での客と仲居との自由恋愛という行為で営業されておりました。 (現在は廃業されております)遠い昔、青年だった僕がこのストリートを自転車で横切った際、(あえてこちらを好んで帰宅した記憶有)法には触れぬ独特のコミュニケーションで、お客さんとコンタクトされておりました」
大阪の遊郭は、昭和33年の「売春防止法」成立後は料亭として営業を続け、客引きの老婆が男性を待ちうけるディープスポットとなった。そこでは働く女性が男性に声をかけることができないため、気に入った男性が通ると畳を叩いて客引きに知らせる、など暗黙のサインがあったという。作品中に登場する手はエロチックなやりとりのシンボルとして登場している。
前作の「Kokiriko bushi」は、海外からの支持も高く、スラムダンス映画祭への出展を果たした。牧監督は海外の人に日本の形を、また違った面でもう一度紹介して行きたい、という想いを込めたという。
“kokiriko bushi” dir: 牧鉄兵
「”Kokiriko bushi”では、HIT数とコメント数で、こんなに次への制作意欲が湧いてくるのかと実感させてもらいました。現実に見られているのは嬉しいですねw今回の作品も、kokirikoを見て頂いた方々に一人ずつおすすめして紹介したい気持ちです」
「”Kokiriko bushi”では、HIT数とコメント数で、こんなに次への制作意欲が湧いてくるのかと実感させてもらいました。現実に見られているのは嬉しいですねw今回の作品も、kokirikoを見て頂いた方々に一人ずつおすすめして紹介したい気持ちです」
「今の僕の制作スタイルで限定して言えば、制作する部屋とネットとマシンがあれば、そこで何ヶ月もこもって制作する事になります。出来る限りの作業量を作品に投じたいため、カビくっさの日の当らない場所に住む事になります。こちらは海の近くの一軒家で、東京より安い値段に、朝、鳥チュンチュン。今はネットの進化で場所のしばりが軽減されている事と、電話等の通話手段が殆どといっていい程無料なのです。実験的にこちらで制作させて頂いているだけで、海外デビューを目指してというような妄想は抱いておりません。いずれカビくっさに戻ります」
実は今公開されているのは、表現をマイルドにした修正版。本来はもう少しダイレクトに性を扱っていたのだが、それが壁となって発表されないケースが出ては勿体ないということで修正することになった。BEAMSのBARTS DVDより好評発売中の作品集「OMODAKA」も要注目!
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