ハイレベルすぎるスチューデント・フィルム特集 海外編
2009.09.04 Fri
世界から選りすぐったスチューデント・フィルムをご紹介。本格CGアニメーションから、まるで絵画が動いているような雰囲気溢れるテクスチャの作品までいろいろ取り揃えてご紹介。
■生き生きとした3Dアニメ「Blip」
実はCG大国のアイルランドより、アイリッシュ・スクール・オブ・アニメーションの3年生Ben Harper(ベン・ハーパー)とSean Mullen(ショーン・マレン)による3Dアニメーション「Blip」。同じ星を侵略しようと狙う、赤と青の異星人が獲物をめぐってケンカするストーリー。キャラクターの生き生きとした動きやなめらかなテクスチャが驚き。
■アクリル画のようなタッチで描く肉屋VS犬
“The Dog and the Butcher” dir: Jonathan Holt
US・フロリダのリンリン・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザインの学生だったJonathan Holt(ジョナサン・ホルト)の卒業制作アニメーション。ソーセージを食べたがる犬と飼い主の肉屋の攻防を描くハートウォーミングなストーリー。アクリル画のような透明感溢れるタッチが印象的な作品だ。
■ミックスメディアの「The Paper Mill」
“The Paper Mill” dir: Phil Guthrie、Phil Bichsel ムービーの視聴は
こちら
こちらもUSより、サバンナ・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザイン(SCAD)のPhil Guthrie(フィル・ガスリー)とPhil Bichsel(フィル・ビシェル)による作品。Maxon主催のインスピレーションがテーマのコンペティションのために制作された。インスピレーションを与えてくれるメディア”紙”を表現するため、製造のプロセスを実写とコマ撮り、3Dと2Dなどを組み合わせて制作した。キャノンの100mmのマクロレンズで撮影し、After EffectsとCinema 4Dなどのツールを使っている。
■50年代の雰囲気あふれる「Virgile」
こちらはフランス・ノール県のアニメーション学校、Supinfocomの学生Clement Soulmagnon(クレモン・ソルマニョン)、Gary Levesque(ゲーリー・ラベスク)のユニットFlying Vによるアニメーション作品。かわいい女の子をデートに誘うために、マッチョなキャラに変身してしまうシャイな青年のストーリー。まるで50年代の映画のような雰囲気あふれるオシャレな作品だ。
■シュルレアリスム・アニメ「The Forest」
“The Forest” dir: David Scharf
続いてはドイツ・アウグルブルク大学のDavid Scharf(デヴィッド・シャーフ)による卒業制作アニメーション「The Forest」。主人公は、はるか彼方にある森を夢想する12歳の少女アントニア。しかし彼女の夢は、ある日父親から迫られた現実的な決断によって破られる…。シュルレアリスムの絵画のようなタッチが印象的。公式Webサイトでは、8ヶ国語の字幕を用意しているのもスゴい。
■イスラエルより「the TRUE STORY of MARVIN WALVIS」
“the TRUE STORY of MARVIN WALVIS” dir: ziv arbel
最後はイスラエル・bezalel芸術大学のziv arbel(ジブ・アーベル)による卒業制作「the TRUE STORY of MARVIN WALVIS」。イラスト・タッチのアニメーションに写真などを交え、オフィス勤めのクジラ、マーヴィンを描く。
次回は国内編をお届けします!乞うご期待!
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