メディアミックス進化系!未来の映像、拡張現実の世界
2009.03.24 Tue
これまでもたびたびホワイトスクリーンにてお伝えしてきた、バーチャル・リアリティの未来系
Augmented Reality(オーグメント・リアリティ/拡張現実)。自分のパソコンの中で体験できる身近なインタラクティブ・ツールとして、いまや企業PRに使用されたり、本とコラボレーションしたりとその未来度を加速している。知らなきゃ遅れる、最近の拡張現実事情をご紹介!
■企業キャンペーン一番乗りはGE
“Augmented Reality: See How It Works”
拡張現実を、いち早く企業キャンペーンに使用したのはアメリカのGE。ITを使ってエネルギー伝送を節約する”Smart Grid(スマート・グリッド)”テクノロジーのキャンペーンWebサイト「
Plug Into the Smart Grid」だ。ダウンロードしたバーコードをWebカムに向けると、モニタ上に風車の立つ草原が現れる。マイク入力とも連動しており、息を吹きかけると風車が回る仕掛け!エージェンシーはGoodby, Silverstein & Partners、制作はスウェーデンのNorth Kingdomという”get the grass”コンビ。拡張現実以外のアニメーションも、もたつきのない洗練されたインターフェイスとなっている。
■メディア・ミックス進化系!本の世界にも拡張現実
“Augmented Reality Magazine (World premiere)”
拡張現実のインパクトは紙媒体にも及び、拡張現実を取り入れた出版物も制作された。それがオランダのTVガイド”Totaal TV”。雑誌の表紙をWebカムに向けると、キャラクターやコンテンツが飛び出してくる。また、ドイツでは飛び出すポップアップ・拡張現実絵本「Aliens & UFOs」が登場。ドイツにてインタラクティブ・ビジネスを手がけるMetaio社が発表したこの書籍は、2008年のフランクフルト・ブックフェア(ドイツの書籍見本市)にて、一番の話題をさらったという。
■未来の子供はおもちゃも拡張現実!
拡張現実のおもちゃで遊んだ子供はどんな大人に育つだろう?フランス在住のデザイナー、Frantz Lasorne(フランツ・レゾンヌ)が発表した、拡張現実おもちゃのインターフェイスがネット上で話題を呼んでいる。ラソン氏は緑色のあかりで照らされる、ファッショナブルで未来的な頭部装着ディスプレイやバーチャル・ゲームのグラフィックを制作。どれも洗練されたインターフェイスだが、実はこのプロジェクトはラソン氏の卒業論文のためのもの。彼は身体とバーチャル、両方の方向性を持つ拡張現実に、デザイナーも影響を与えることができると語る。今後はデザイナーとコラボしたインターフェイスなど、デザイナーズ・拡張現実が登場するかもしれない。
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