■歌って踊る僕の傷ついた心臓!”Who’s Gonna Save My Soul?”
Gnarls Barkley – “Who’s Gonna Save My Soul?” dir: Chris Milk
監督は、Kanye West “Touch the Sky”を手がけるChris Milk(クリス・ミルク、Radical Media所属)。特殊効果を担当したのはアメリカの映像プロダクションGradient Effects(グラディエント・エフェクト)。
Digital Artsのインタビューによると、グラディエントのチームはとにかくリアルな心臓を表現することにこだわった。歌う心臓の顔の動きにはCee-Lo が歌う顔をモーションキャプチャーして入れ込んでいる。唇の動きはフェイシャル・アニメーション技術「Image Metrics」で制作。ボディの動きも、役者にダンスを踊らせてキャプチャーした。そしてリアルな血しぶきを追求するために、心臓の構造をシュミレーションする独自のツールを開発。切断された時に血しぶきがどう飛び散るか、というデータを流体&ダイナミクス・シミュレーションのためのアプリケーション「Real Flow」に送り、CGの血しぶきを実写にマッチングさせたというこだわりよう。
他にも、CGのライティングを完璧なものにするために、セットの中にハイ・ダイナミック・レンジ・イメージ(HDRI)のマップを制作。グラディエントの担当者Olcun Tan(オルカン・タン)は、「どうすれば心臓が有機的で濡れているように見えるかを追求しました。」と語る。アニメーションはMayaで制作され、 mental rayでレンダリングし、Flameでコンポジットを行った。ちょっとグロテスクではあるが、ここまでやるか!と驚かされるMV。かなりチカラの入った作品だ。
■見事なほどにダサい!80年代リバイバル的MV
Gnarls Barkley “Run” dir: Happy
他にもMTVのCMを数多く手がけるWendy Morgan(ウェンディ・モーガン)監督によるジャマイカ・ロケ作品「Going On」やこれらの作品は、彼らがYouTubeに開設しているチャンネル「Gnarls Barkley Videos」より視聴可能。これからも彼らの生み出すクレイジーなビジョンに期待したい!
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