Adobe Creative Suite 3キャンペーン ”Adobe Interactive Installation”
街を歩けば、街頭看板は巨大モニタに変わり、電車内にはテレビモニタが設置され、映像がより身近で生活に欠かせないものになってきた。この世界的なムーブメントは、「デジタル・サイネージ」と呼ばれるもの。「デジタル・サイネージ」とは、屋外などの公共の場所に設置されたディスプレイを使用し、ネットワークによりタイムリーに映像や情報を表示する「次世代型インフォメーションシステム」。もちろんこれまでも屋外ビジョン広告はあるが、インタラクティブな展開も可能なため、デジタル・サイネージは新しい映像ツールとして、新しい広告メディアとして熱い注目を集めているのだ。映画祭から世界最大スケールのものまで、デジタル・サイネージの世界をひも解いてみよう。
■イギリス:ロンドン地下鉄のポスターがデジタル・サイネージ化
ロンドン地下鉄では、ロンドン・オリンピックに向け、100億円をかけてCBS Outdoor(CBSアウトドア)社によるデジタル・サイネージを地下鉄の全駅に導入した。CBSアウトドアによる未来の地下鉄の予想図によれば、改札から壁面、エスカレーターにまでデジタル・サイネージが埋め込まれる予定。既にエスカレーター脇のポスターがモニタに置き換えられ、様々なキャンペーンが行われている。インディ・ジョーンズ、掃除機、銀行のキャンペーンなどジャンル問わず、それぞれの商品の特性を生かしたキャンペーンが想定される。
“CBS Outdoor London Underground Digital Screens” ロンドン地下鉄に設置された、57インチテレビのデジタル・サイネージ。
■カナダ:デジタル・サイネージの映画祭が登場
“Recursion” dir: Sean Wilson | トロント・アーバン・フィルム・フェスティバルの上映作品の一つ。
■アメリカ:世界最強のデジタル・サイネージ?!
コムキャストセンターに登場した、世界最高レベルの画質を誇るデジタル・サイネージ
一方NYでは、冒頭に紹介したインタラクティブな映像アプローチのデジタル・サイネージ”Adobe Interactive Installation”が登場。身体を動かすとスライドバーが動き、連動して表示される絵が変わるというインスタレーションだ。仕掛けたのはユニークなキャンペーンを数多く行うサンフランシスコのエージェンシーGoodby Silverstein & Partners。
■これからのデジタル・サイネージは?
欧米を中心に発展してきたデジタル・サイネージだが、日本でも東京駅の八重洲地下街にて香るデジタル・サイネージの実証実験が行われるなど、より進化した試みが行われている。今後、広告は通る人の年代・性別にセグメント化されたコンテンツやクーポンなどの提供などが可能になり、よりインタラクティブになっていくだろう。いままでSFの世界でしかありえなかったことが現実になってくる!広告とコミュニケーションのありかたを根本から変えてしまうデジタル・サイネージの進化から目が離せない!
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