トレキシ「A Better Tomorrow」 小さいながらもバリエーションに富んだデザイン。
今回ホワイトスクリーンでは、世界中のアート・トイファンの間でその名を轟かせるシンガポール発のトイメーカーPlay Imaginative(プレイ・イマジナティブ社 以下PI)を大解剖。日本ではTOUMAやデビルロボッツらとのコラボレーションでおなじみの彼ら。6月にシンガポールで主催するイベント「シンガポール トイ&コミックコンベンション」のプロモーションで来日したCEOのジャッキー・テオ(Jacky Teo)とマーケティング担当のイッティン・フー (Yiting Foo)に今のアジアを席巻するアート・トイの状況を聞いた。
■自分たちでアート・トイを作ればいい!プレイ・イマジナティブの誕生
トレキシ 3インチモデル。発色も素晴らしい出来。
トレキシ、そしてPIの歴史はジャッキーがシンガポールで経営するトイ・ショップから始まる。シンガポールでは元々トイカルチャーがポピュラーではなかったため、その道のりは厳しかったという。自らのトイを使ったプロジェクトを企画するも地元の自治体に持ちかけたが、前例がないため政府など行政のサポートが心もとなく、中国との工場の交渉もうまくいかなかった。
アンディ・ラウとのコラボレーション作品「Andox Trexi」
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「trexi series3」
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その甲斐あって、見事世の中に出ることになったトレキシ。発売されるや否や、マーケットに熱狂的に受け入れられた。地元メディアがこぞってトレキシを取り上げた上に、シンガポールのIdN、香港のMILKといったカルチャー雑誌に紹介されたことで海外にもその名を轟かせることになった。
■海外有名デザイナーとのコラボレーション
デビルロボッツとのコラボレーション作品「TO-FU Gum TO-FU」は16インチの巨大フィギュア。
TOUMAの新作「Squeezel」 ジャッキーによると、「西欧とアジア地域では好まれるテイストが違うんだ。アジアはカワイイ、欧米はブラディなテイストって感じで。トーフが東ならトウマが西って感じかな?」とのこと。
■綿密なマーケティングに基づいた製品
コカコーラのアート・トイ「A Better Tomorrow」
2007年、彼らはコカコーラと「A Better Tomorrow」 キャンペーンを展開。トレキシをプラットフォームとして使用し、デザイナー達とのコラボレーションワークという強みを生かしたキャンペーンだ。デザイナーの選定からリリースするデザインまで一般公募によるコンペティション形式で行われた。まず「ベター・トゥモロー」をテーマにしたトレキシのデザインをオンラインで募集し、17カ国より4,000を超える応募作品の中から15のキャラクターを選定。応募作品と有名デザイナーの作品と共にデザインされたトレキシがリリースされた。
■目標はナショナル・フラッグ的キャラクター
「シンガポールにおけるハローキティのようなナショナル・フラッグ的キャラクターを作ることが、PIの目標だ」と語るジャッキー。今後アート・トイだけにとどまらず、Tシャツやパーカーなどのアパレルにも進出する予定だと言う。綿密なマーケティングに基づいた的確なアート・トイたちの成長にシンガポールのリーディング・カンパ二ーたる力強さを感じた。
■Play Imaginative(プレイ・イマジナティブ)
2004年設立。シンガポールを拠点にアート・トイの企画・製造・販売を手がけるフィギュア、トイメーカー。看板キャラクターの「トレキシ」を中心に、コカコーラ、ナイキ、モトローラ、Adobe、DHLといった企業とコラボレーションを行う。現在は13人が在籍。アート・トイを中心に世界のクリエーターシーンをフルカラーで紹介する雑誌「プレイタイムス」でトイファンにその魅力をアピールした。
2004年設立。シンガポールを拠点にアート・トイの企画・製造・販売を手がけるフィギュア、トイメーカー。看板キャラクターの「トレキシ」を中心に、コカコーラ、ナイキ、モトローラ、Adobe、DHLといった企業とコラボレーションを行う。現在は13人が在籍。アート・トイを中心に世界のクリエーターシーンをフルカラーで紹介する雑誌「プレイタイムス」でトイファンにその魅力をアピールした。
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