燃え上がるスケーターたち。ガース・デイヴィス監督「Coke Burn」
2010.07.28.Wed
Category : WS Pickup

「Ride」 dir: Garth Davis
コカ・コーラ・ヨーロッパによる、エナジードリンク「Burn」のプロモーション・プロジェクトが始動。こけら落としに、ユース・カルチャーに密着したドキュメンタリーWebフィルムが公開された。スケート・カルチャーをテーマにした「Ride」、音楽をテーマにした「Playground」、そしてスノーボードをテーマにした「Peepshow」の3本同時公開だ。いずれもアンダーグラウンドなシーンに潜入し、リアル・カルチャーを描いた作品となっている。

なかでも注目はAnonymous所属Garth Davis(ガース・デイヴィス)監督の「Ride」。デイヴィス監督はこれまでUSセルラーのCM「シャドウ・パペッツ」やトヨタの忍者猫CM「Ninja Kitten」などを手掛けるクリエイター。スケーター達が文字通り"燃え上が"るという、スパイク・ジョーンズ監督の「Fully Flared」(2007年)を彷彿とさせる作品だ。出演するのはLAを拠点に活動し、スケートコミュニティで大きな影響力を持つスケーター、スティーブ・ベラ。撮影はメキシコ・シティにて、地元のスケーターをフィーチャーして行われた。

「競合商品の広告より、ディープで心を揺さぶるものにしたかった。が、一方でスケート・カルチャーに対してロマンチックになりすぎると失敗するおそれがあった。スケーターたちはその匂いを遠くからでも嗅ぎつけるし、もし気づかれたら嫌われてしまう。だから今作では炎上するスタントを本物のスケーターにやってもらうことで彼らへの敬意を現し、彼らがオリジナルだと感じるようなシュールでシネマティックな表現をしたんだ」

炎はスケーターたちの燃え上がるような熾烈なクリエイティブへの情熱を表しているという。

ほか、フィラデルフィア在住の21歳のストリート派ラッパー、Julius Wrightを描いた「Playground」(Glendyn Ivin監督)や、カナダの女性スノーボーダー、Jess Kimuraを描いた「Peepshow」(Jonathan Hill監督)、どちらも良質なドキュメンタリー映像だ。「Burn」のプロジェクトは、これから向こう3年間に渡って行われるとのこと。ロンドンのThe Rumpus Roomが制作したWebサイトでは、スケボー大会「Burn Skate Battle」やフランスのDJカシウスによる「Cassius Remix Competition」などのプロジェクトも進行中。こちらもチェックしてみよう。