サイバー部門を日本が総なめに。アジア・環太平洋地域のクリエイティブを競う「adfest2010」
2010.07.28.Wed
Category : WS Pickup

Subaru Australia 「Crowd Rider」 dir: Steve Rogers
優れたアジアの広告を表彰する広告祭adfest(アドフェスト)が開催され、2010年の受賞者が発表された。1998年から始まったはアドフェストは、アジア・環太平洋地域のクリエイティブのためのアワード。今年の東京開催では、50人を超えるアジア・環太平洋地域のエグゼクティブが集結し、受賞作を決定した。タイ以外の地で開催されるのは13年の歴史の中でも初めてのこと。

今年は開催時期も例年の3月から7月に変更され、カンヌ国際広告祭より後の発表となった。これについて、審査員のTed Limは「カンヌの時代は終わった。カンヌでは重要な作品が選考されないことも多い。我々は実力あるアジアのクリエイターたちを表彰したい」と語っている。それでは3,000ものエントリーから選ばれた受賞作から、ホワイトスクリーン注目作品をご紹介!

■急逝した女性映像作家ヤスミン・アーマッド作品がグランプリ
「Funeral」 dir: Yasmin Ahmad
フィルム部門にてグランプリに輝いたのは、レオ・バーネットシンガポールの「Funeral」。シンガポールの官公庁による、夫をなくした妻が葬式で語る感動的なスピーチのCMだ。監督は2009年に惜しくも亡くなったくシンガポールの女性映像作家、Yasmin Ahmad(ヤスミン・アーマッド)。"エモーショナルでパワフル、美しい脚本と演出"が評価され、グランプリを獲得した。「Funeral」はフィルム・クラフト部門でもシルバーに輝いている。そしてゴールドはオーストラリアのビールメーカーJames Boag's Draughtによる「Pure Waters」やスバル・オーストラリアの「Crowd Rider」、和泉大介監督のテレビ埼玉「チャンネルはそのまま」などに贈られた。

■サイバー部門で「Uniqlo Lucky Switch」ら日本勢が総なめに!
「UNIQLO COLLECTION 2009」
日本勢がサイバー部門にて、17のうち9つの賞を獲得という快挙。「Uniqlo Lucky Switch」がサイバー部門とイノバ部門(創造性と話題性を持ち、市場に大きなインパクトをもたらした、画期的なコンセプトを表彰する部門)のグランプリを受賞!さらに「Uniqlo's Collection Tokyo 2009」がサイバー部門でゴールドを、「Uniqlo Calendar」が5つのシルバーと1つのブロンズを獲得。さらに「全日本バーベイタム選手権」がシルバー、ドミノ・ピザ「Pizza Tracking Show」がシルバーを受賞した。

Lupin Steal Japan「名物くいだおれ人形盗まれる?!その後の店頭にて・・・」
ほか、日本からの受賞では、アジア各国から選抜された若手監督がショートフィルムを制作する「ファビュラス・フォー」において camp KAZプロダクションの清水泰富監督のショートフィルム「SLEEPING MAN」が参加し、グランプリに選ばれた。またローカルな取り組みを表彰する「ロータス・ルーツ」においてはビーコン・コミュニケーションズの夕張市活性化キャンペーン「夕張夫妻」が受賞。インタラクティブ・エージェンシー・オブ・ジ・イヤーには電通トウキョウが、アドバタイザー・オブ・ジ・イヤーにはUNIQLOが選ばれている。総合的なクリエイティビティを評価する360部門においては、777インタラクティブの「Lupin Steal Japan」が360ロータスを受賞した。ほか、受賞作については下記公式Webサイトにて。

adfest(アドフェスト)

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