森村泰昌が20世紀の男に扮する 「なにものかへのレクイエムー戦場の頂上の芸術」展
2010.03.07.Sun
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映像作品 ≪海の幸・戦場の頂上の旗≫ 2010 年より
2010年2月19日(金)より、東京・恵比寿の東京都写真美術館にて、森村泰昌の個展「なにものかへのレクイエム―戦場の頂上の芸術」が開催される。80年代から一貫して名画の登場人物や映画女優などに変身するセルフポートレイトの写真作品を手がけてきた美術家・森村泰昌。本エキシビジョンでは、アンディ・ウォーホルやサルバトール・ダリ、チェ・ゲバラなど「20世紀の男たち」に扮する新作シリーズ「なにものかへのレクイエム」を完全版で展示する。
20世紀は男たちが建設し、争い、破壊してきた時代だが、21世紀の現代は急速に「男性的なるもの」の価値が忘れ去られようとしている。かつてマリリン・モンローなどに扮した「女優」シリーズで20世紀の女たちを表現した森村泰昌が、「なにものかへのレクイエム」では政治や戦争、革命など"男性的"な世界に取り組む。新作15点を含む全43点(写真作品35点・映像作品8点)で描かれる森村泰昌の新たなセルフポートレイト表現の集大成をお見逃しなく。
「現在私たちは21世紀を生きています。しかしこの21世紀は、かつて人々が想像していたような夢の世紀ではないようです。にもかかわらず、人類はこの21世紀をまっしぐらに突っ走っているかに思えます。前の世紀である20世紀をブルドーザーで更地にして、20世紀的記憶を忘れ、その上にどんどん21世紀が出来上 がってきつつあるように思います。私はここでいったん歩みを止めて、「これでいいのかしら」と20世紀を振り返りたいと思いました。過去を否定し未来を作るのではなく、現在は過去をどう受け継ぎ、それを未来にどう 受け渡すかという「つながり」として歴史をとらえたい。そしてこの関心事を私は「レクイエム=鎮魂」と呼んでみたいと思いました。」(森村泰昌)
≪なにものかへのレクイエム(創造の劇場/パブロ・ピカソとしての私)≫ 2010 年
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≪なにものかへのレクイエム(記憶のパレード/1945 年アメリカ)≫ 2010 年
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■森村泰昌 「なにものかへのレクイエムー戦場の頂上の芸術」
主催:東京都、財団法人東京都歴史文化財団東京都写真美術館、日本経済新聞社
日程:2010年3月11日(木) - 5月9日(日)
休館日:なし
時間:10:00 - 20:00(最終日は18:00まで)※入館は閉館の30分前まで
入場料:一般1,000円、学生800円、中高生・65歳以上600円
会場:東京都写真美術館
〒153-0062 東京都目黒区三田一丁目13番3号 恵比寿ガーデンプレイス内
問合せ:03-3280-0099