ゲルハルト・リヒター新作個展「New Overpainted Photographs」
2010.02.06.Sat
Category : Classified
「15.3.08」(2008年) Lacquer on photograph|10x15cm|(C) Gerhard Richter|Courtesy of Wako Works of Art
2010年2月5日(金)より、東京・初台のワコウ・ワークス・オブ・アートにて、ゲルハルト・リヒターの個展「New Overpainted Photographs」が開催される。
これまでにリヒターが生み出したアートは、白黒の写真を元に描いた精密な絵画「フォト・ペインティング」や、一見ただの色見本のような幾何学的な絵画「カラーチャート」など、絵画の可能性を追求した作品。近年では何枚ものガラスを重ねて風景を写す作品のほか、世界遺産「ケルン大聖堂」の大規模なステンドグラスなど、ますますジャンルを問わない精力的な創作を続けている。
ワコウ・ワークス・オブ・アートにて4年ぶり8度目となる本エキシビジョンでは、「オーバーペインテッド・フォトグラフ」の新作約30点を展示する。「オーバーペインテッド・フォトグラフ」とは、オイル・オン・フォトとも呼ばれ、リヒターが撮影した写真の上に油彩やエナメルでアブストラクトなペイントを行う作品。リヒターの作品群の中でも特に重要とされる作品だけに、見逃せない展示であることは間違いない。
ゲルハルト・リヒター:1932年ドレスデン(旧東ドイツ)生れ。ケルン在住。1964年にはミュンヘンとデュッセルドルフでの初の個展、1972年にはヴェネチア・ビエンナーレを皮切りに、国際展に多数出品。日本では2005年に金沢21世紀美術館と川村記念美術館にて大規模な回顧展を開催。その多面的な活動は世界的な注目を集め続けている。