交差点の映像が心地よいアートに変わる、FL@33「8min20sec」
2009.11.27.Fri
Category : WS Pickup
例えばデフラグ中の処理画面など、何気ない光景にハマって目が離せなくなってしまうことはないだろうか?今回はそんな不思議な魅力を持つ映像アート、「8min20sec」をご紹介。デザイナー集団
D-Fuse(ディフューズ)がキュレーションする、ロンドン交通博物館のイベント「Urban vs Suburban」にて上映された、有機的な流れが心地よい映像作品だ。
監督はロンドンに拠点を置くデザインスタジオ「
FL@33(フラット33)」。彼らはフランス人のAgathe Jacquillat(アガテ・ジャクリア)とオーストリア人のTomi Vollauschek(トミ・ボラチェック)によるユニット。2001年より映像、Web、印刷などメディアを問わず活躍している。
このプロジェクト「8min20sec」のコンセプトは、"都市の風景を8分20秒(500秒間)デジタルビデオカメラでキャプチャーし、1秒に1フレームづつずらし再構築"する。かつては500のフレームを印刷して正方形のキャンバスに収め、アートショップでの販売を行っていたが、2004年にムービーでの作品制作をスタート。今回パリの凱旋門のてっぺんから円形交差点を撮影した新バージョンのお披露目となった。昆虫のような奇妙な動きに、なぜか目が離せなくなってしまう。マーキュリー・カルテットのクラシック演奏も効果的だ。ほか、彼らの作品はFL@33公式Webサイトにて。
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FL@33(フラット33)
■おまけ:パリの街をフェラーリが駆け抜ける伝説の映画
こちらはおまけ映像。フランスの映画監督クロード・ルルーシュによる、早朝のパリの町を爆走する短編映画「ランデヴー」(1976年)。当初はF1ドライバーがフェラーリを運転していると伝えられたが、実際はメルセデス・ベンツを監督本人が運転し、フェラーリのエンジン音をダビングしたそうだ。