映画だけじゃない!世界初3Dデジカメから3Dディスプレイまで、日常で楽しむ立体映像
2009.10.22.Thu
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映画の誕生から104年、カラーテレビ本放送開始から49年。テレビは一家一台以上の時代となり、ハイビジョン化、薄型化は当たり前のものとなった。そしてコンテンツ面ではDVDやオンデマンドが普及。家族で同じ番組を見ていた時代から、それぞれが好みの映画・映像を楽しむ個人主義の時代になっている。そして2009年、業界のブレイクスルーとなる期待を集めるのが立体視映像だ。自分で撮影したり、リビングで楽しんだりできる、新しい立体映像の楽しみ方をご紹介。
■フジフィルムから裸眼3Dデジタルカメラ登場
立体映像を見るだけでは物足りない方には、フジフィルムより発売された3Dデジタルカメラ「FinePix REAL 3D W1」をオススメ。これは立体画像が裸眼で確認できる世界で始めてのデジタルカメラ。サイズは同社の2Dデジカメより一回り大きく、100g程度重い。静止画だけでなく動画も立体で撮影可能、他にも一つの被写体をズーム/広角で撮影するなど、これまではできなかった撮影が出来るのもポイント。実際使用してみた感想は、被写体によって立体の見え方にかなり差があるということ。構図にパースペクティブのある写真や、被写体の奥行きにはっきりと差があるレイヤー状のものはストレスなく3Dで楽しむことができる。逆に暗い場所には弱いので、使いこなすにはコツが必要だ。
カメラモニタ上の再生シーン。撮ったその場で楽しむことができる。
■裸眼3Dモニタもあります
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FinePix REAL 3D V1」 カメラからワイヤレスで画像を送信できる専用デジタル・フォトスタンド 二つのレンズで取り込んだ画像を短冊状に刻み、右目と左目、それぞれのために視差を付けた映像を配置し、立体化させる「視差バリア方式」を採用。
■3Dカメラと相性バッチリの3Dモニタ「ZM-M220W」
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ZM-M220W」 ZALMAN社は韓国発、もともとランプ付きPC冷却ファンなど、マニアックなPCアクセサリを作っているメーカー。
3Dカメラの映像をもっと大きな画面で再生したい方へ。純正モニタ「FinePix REAL 3D V1」が見づらく感じる方は、ZALMAN社の3Dモニター「ZM-M220W」を使ってみてもいいかもしれない。本製品は3Dデジタルカメラにも対応予定で、モニタに偏光フィルタを貼り付けて3D眼鏡で視聴する「マイクロポール方式」を採用。元が2Dのゲームや映像でも3Dでプレイできるのが特徴だ。「FinePix REAL 3D W1」で撮影した3D画像の視聴には、フリーソフトの「
ステレオフォトメーカーVer2.33」を使用。視差バリア方式画像よりもストレスなく見られる上に、22インチで実売価格4万5千円とリーズナブル。
右目用画像と左目用画像の例。この二つが組み合わされると、積み上げられた本の高さが本物と同じように見える。
■かつてない没入感!パナソニックのデジタルシアター
ところで2010年には家庭に訪れると言われる立体映像ブームに備え、パナソニックも現在3Dシアターシステムの開発に力を入れている。2009年10月のCEATEC JAPAN 2009では映画館と同レベルの立体映像を家庭で楽しめる「家庭用フルHD・3Dプラズマ・シアターシステム」をお披露目した。これは2008年にパナソニックが開発した、ブルーレイの立体映像を同社のプラズマ・ディスプレイで再生するシステム。立体映像の再生方式にはハリウッドの劇場と同じ「フレームシーケンシャル方式」を採用。専用メガネを使用して見るブルーレイの立体映像はストレスが軽く、特に実写映像はこれまでにない迫力、リアルさ、迫力、没入感で観客を驚かせた。
■ソニーは単眼レンズ3Dカメラ
一方SONYは、単眼レンズの3Dカメラを開発。CEATEC JAPAN 2009にて試作品を発表した。従来の立体映像用カメラは右眼用と左眼用の2つのレンズを持つ「ハーフミラーシステム」を使用していたが、人間の目は二つの画像の大きさの違いなどに敏感なため、ズームやフォーカスなどでズレを感じてしまうことが多かった。さらに人間の目がボケやジャギーを感じづらい毎秒240フレームのハイフレームレートにしたことや、シャッターではなくミラーを使用し同一条件の画像を右眼用と左眼用のセンサーに導くことで、自然でなめらかな3D映像を可能にしているそうだ。
これまでとは桁違いの映像体験をもたらしてくれる立体映像の世界。あなたはどんなコンテンツを3Dで体験したい?