UKデジタル・アート最前線「TENT DIGITAL」今年のラインナップは?
2009.09.09.Wed
Category : WS Pickup

9月のロンドンは「onedotzero」や「100% Design」など、大規模な映像やデザインのショーケースがあちこちで開催されるお祭りシーズン。それらの中でもアート・フェスティバル「TENT LONDON」のデジタル・アートに特化したエキシビジョン「TENT DIGITAL」に注目し、ホワイトスクリーンすすめの作品をピックアップしてみた。

■誰でも輝く星くずになれる!「Gold」
MSA Visuals Ltd. "Gold Dust"
「Gold」は、“超スーパーイケてるビジュアル・カンパニー(The Mega Super Awesome Visuals Company)”ことMSA VISUALS LTD. による、Webカムに写った被写体の輪郭を検出し、光り輝く黄金の粒子に変換してしまうインタラクティブ・インスタレーション。パーティクル・マニアにはたまらない。誰でも光り輝くスターダストになれるというわけ。MSA VISUALS LTD.はMehmet Akten(マーメット・アクテン)によるプロジェクト。この作品のほかにも体の動きでカラフルな光のペイントができる「Body Paint」など、ユニークなインスタレーションを発表している注目のアーティストだ。

■空気を読むロボットダンサー「PERFORMATIVE ECOLOGIES」
RUAIRI GLYNN"PERFORMATIVE ECOLOGIES"
UKを拠点に活動するアーティストRUAIRI GLYNN(ルアイリ・グリン)による「Performative Ecologies」は、ライトを振り回して踊るロボット・ダンサーズ。それぞれのロボットは天井から吊るされており、他のロボットたちと共同してダンスを踊ってくれる。それだけでなく、観客が自分達に興味を持っているかを顔認識技術を使って判断し、人に喜ばれるダンスのアルゴリズムを生成し、進化し続けるという恐ろしいインテリぶりだ!

■目で見る消費電力「Wattson」
DIY KYOTO"Wattson"
UKのアーティスト集団DIY KYOTOによるエコ・プロダクト「Wattson(ワットソン)」。エコにこだわったデザイン・プロダクツを手掛ける彼ら。ワット(WATT)とワトソン(Watson)をかけたダジャレ作品が、いまこの瞬間に家庭で使われている電気料金をリアルタイムで表示してくれる。家庭の電気メーターにトランスミッターを装着し、現在の使用電力を無線でワットソンに送る仕組みだ。また日々の電力使用量はソフトウェア「ホームズ」で管理できる。データが目に見えることで、自然とエネルギーへの意識も高まるだろう。

■メディアアート集団seeperの新作登場
seeper"Airside Multi Touch Book Launch"(参考作品)
ロンドンのメディアアート集団seeperも新作インスタレーションで参加。これまでにもマルチタッチのディスプレイを使ったインスタレーション「Airside Multi Touch Book Launch」(デザイン・カンパニーAirsideとのコラボレーション)など、デザイン性とインタラクティブ性を兼ね備えたハイブリッドなを手掛けている彼らだけに、どんな新作が登場するのか楽しみだ。

■WOWは「TOKYO WONDER」で登場
WOW "TOKYO WONDER"
日本からは、2008年に引き続き映像プロダクションWOWが「TOKYO WONDER」を引っさげ登場。巨大プロジェクターに、真夜中の東京の断片を映し出す。世界中のメディアやクリエイティブ・シーンで表現の美しさが話題になった本作品だけに、観客の注目も高まるところだ。

■Tent London(TENT DIGITAL)
日程:2009年9月24日(土) - 27日(日)
時間:10:00 - 20:00
入場料:一般£7.50
会場:TRUMAN BREWERY: Brick Lane, London, E1 6QL
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