スパイク・ジョーンズ、次回長編映画監督作は名作絵本の映画化!
2008.01.23.Wed
Category : +PEOPLE
, WS Pickup
ミュージック・ビデオ界の頂点に君臨し続け、映画「
マルコビッチの穴
」で鮮烈なデビューを飾った映像作家スパイク・ジョーンズ。2002年の「
アダプテーション
」に続く最新長編映画監督作は「Where the Wild Things Are」(
ワーナー・ブラザーズ配給)。ワーナー・ブラザース&トム・ハンクス主宰のプレイトーンが製作を手掛ける、モーリス・センダックのベストセラー絵本「
かいじゅうたちのいるところ
」の映画化だ。現在撮影は終了しポストプロダクション中だが、詳しい公開予定は未定となっている。
■原作はアメリカの超人気絵本
「かいじゅうたちのいるところ」はいたずらっ子マックスの物語。突然寝室が森になってしまったマックスの冒険をかいじゅうたちとの交流とともに描く。原作は芸術的な絵とストーリーで絵本史上に残る傑作と名高い作品だけに期待が高まるところ。気になる映像は実写、アニメ、パペットの融合で、スチール写真からもクオリティの高さが伺える。
主人公の少年マックス役の選考は難航し、世界各国で何千人ものオーディションが行われた。最終的に選ばれたのは本名もマックスというマックス・レコーズ君。彼は自らの意思でベジタリアンになり、8歳の時に学校のカフェテリアにベジタリアン・メニューを導入する運動のリーダーを務めたという一風変わった少年。他、声優としてフォレスト・ウィテカー、ミシェル・ウィリアムズなどが出演している。
■adidasの名作CM「Hello Tomorrow」が元ネタ!?
ところで「ベッドルームから始まる冒険」と言えばかつてジョーンズが手がけたadidasの名作CM「Hello Tomorrow」が思い出される。スニーカーをはいた青年がベッドを飛び出し、街や森を駆け抜けて自宅のベッドにもぐりこむというストーリー。暗闇の中でスニーカーの足元だけが明るく照らしだされたり、突然天地が逆になったり、独創的なアイデアが楽しい傑作CMだ。下記映像・右はピクサーの監督ジョン・ラセッター(「トイ・ストーリー」)がディズニー在籍時の1983年に制作した「Where the Wild Things Are」の一部。当時映画化の権利を持っていたディズニーがCGのテスト用に制作した作品で、3Dの背景と2Dのキャラクターが見事に融合している。
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「Hello Tomorrow」 Dir:スパイク・ジョーンズ まさしく impossible is nothing!
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「Where The Wild Things Are - Early DISNEY CG Animation Test」 Dir:ジョン・ラセッター
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■次次回作はジム・キャリー主演!
ジョーンズは「Where the Wild Things Are」の他に、もう1本映画を制作中。こちらはロバート・L・リプリー氏が世界中の不思議な出来事を収集した本
「Ripley's Believe It or Not!」の映画化(パラマウント・ピクチャーズ配給)で、主演はなんとジム・キャリー!この映画は最初ティム・バートンで進められていたものがミシェル・ゴンドリーに依頼され、ようやくジョーンズで落ち着いたという噂のいわくつきの作品。こちらも要チェック!